重金属類汚染水の処理 - ろ過処理

浮遊懸濁物質(SS)が少ない重金属類汚染水の処理には、重金属吸着剤ヘビメタ☆クリーンZを用いたろ過処理をご提案しています。

ヘビメタ☆クリーンZを用いた重金属類汚染水浄化工法は、NETIS登録の技術です。
NETIS登録番号:KT-120054-A

ヘビメタ☆クリーンZを用いたろ過処理の概要

重金属吸着剤「ヘビメタ☆クリーンZ」をろ過槽に充填し、そこに汚染水を通して、重金属類を吸着除去する技術です。
ヘビメタ☆クリーンZは、天然ゼオライトをベースとしており、天然ゼオライトの持つ陽イオン吸着特性により、鉛、カドミウム等の重金属類を吸着します。また、ゼオライトに鉄とアルミニウムをコーティングしており、この表面の水酸基に砒素等の重金属類が吸着します。

SS(懸濁)が比較的少ない汚染水の処理に向いております。

ヘビメタ★クリーンZを用いたろ過処理

ヘビメタ☆クリーンZをろ過塔に充填し、汚染水を通します。

吸着ろ過槽へのヘビメタ☆クリーンZ充填案
適用可能物質

・砒素(As)
・鉛(Pb)
・フッ素(F)
・カドミウム(Cd)

適用サイト

・SSの少ない汚染地下水(ウェルポイントから揚水した地下水)
・トンネルずり置場の浸出水処理
・汚染水発生に備えた緊急対策用  等

重金属汚染水処理の事例

【トンネルずり置場からの浸出水処理】

処理プラント
吸着ろ過槽