VOCs(揮発性有機化合物)汚染水の処理 - 曝気処理

VOCs(揮発性有機化合物)汚染水の処理は、曝気にて処理を行います。

曝気処理の概要

VOCsは揮発性が高いため、汚染水中にブロワにて微細空気を送り込み、ガス化させて活性炭に吸着させます。

アステック東京では、対象となる物質や濃度、汚染水の揚水条件に合わせたプラントを設計します。
油汚染やその他重金属等の複合汚染現場においても良好な結果を得ております。

適用可能物質

・ベンゼン
・トリクロロエチレン
・テトラクロロエチレン
・シス1、2-ジクロロエチレン
・四塩化炭素

適用サイト

・金属加工工場跡地
・ガソリンスタンド跡地

VOCs(揮発性有機化合物)汚染水の処理の事例1

ベンゼン、ノルマルヘキサン抽出物質汚染水を30㎥/h連続処理しました。

汚染水                            処理水

ベンゼン0.4mg/L(平均)
7.7mg/L(最大)
ノルマルヘキサン
抽出物質含有量
10,000mg/L(平均)
< 0.01mg/L
 
< 0.5mg/L
 
処理プラント
VOCs(揮発性有機化合物)汚染水の処理の事例2

PCE、TCE、BOD汚染水の処理をバッチ式で処理しました。1バッチあたり140L処理。

PCE
(テトラクロロエチレン)
0.47mg/L
TCE
(トリクロロエチレン)
0.0015mg/L
cis-1,2-DCE
(シス-1,2-ジクロロエチレン)
0.0050mg/L
< 0.0005mg/L
 
< 0.0005mg/L
 
< 0.0005mg/L