天然鉱物系不溶化材 シーリングソイルパウダー

不溶化材、シーリングソイル工法、ハイブリッド浄化工法

シーリングソイルパウダーは、天然ゼオライト及び火山性風化粘性土等の天然資材をプレミックスした不溶化資材です。
乾燥粉体となっている為、混合し易く、地下水等による高含水土へも適用が可能です。
重金属類全般に適用可能であり、対象物質・濃度に応じて配合比率を設計・調整致します。

主な原材料天然ゼオライト、火山性風化粘性土、ドロマイト等
添加量の目安5~10wt%
状態混合しやすい乾燥粉体
荷姿1㎥フレコン
適用物質ヒ素、鉛、六価クロム、フッ素、ホウ素、カドミウム、総水銀、セレン
反応過程

シーリングソイルパウダーと土壌中の汚染物質との接触後、時間の経過に従って汚染成分が順次吸着・固定化されます。 更に長時間を経て高度に結晶化するに伴い重金属等の汚染物質を強固に固定化することが期待できます。

シーリングソイルパウダーによる重金属の不溶化

土壌に鉛などの重金属が含まれていると地下水や土壌に含まれる水分等に重金属が溶け出し移動することで、汚染が拡散する恐れがあります。

シーリングソイルパウダーが鉛などの重金属を固定化し、汚染の拡散を防ぎます。

※SSP:シーリングソイルパウダー

不溶化施工例

必要な操作は、シーリングソイルパウダーを対象土に混合するだけです。

バッチ混合方式による現場事例

汚染内容:砒素汚染土壌
対象土量:1,000m3
対象工法:不溶化工法
工期  :1 ヶ月

連続混合方式による現場事例

汚染内容:水銀、砒素、鉛汚染土壌
対象土量:7,000m3
対象工法:不溶化工法
工期  :2 ヶ月

カタログ・資料ダウンロード

シーリングソイルパウダーで不溶化した津波堆積物を盛土として利用できます。また、コンクリートがら等の災害廃棄物を同時に盛土として利用することが可能です。

汚染源のある敷地の地盤内にシーリングソイルパウダーを混合した遮水層を設けることで、汚染の拡散を防止できます。

カタログ・資料ダウンロード

PDF形式でダウンロードしてご覧いただけます。

カタログ「天然鉱物系不溶化材 シーリングソイルパウダー」

MSDS(製品安全データシート)